~サプライチェーンデザイン基盤の構築を起点に、 数理最適化・AI・量子計算を活用した次世代の物流・輸配送最適化を共創~
オプティマインドと早稲田大学発のスタートアップで量子計算や数理最適化のアルゴリズム開発を手掛けるQuanmatic(クオンマティク)は7月28日、物流・輸配送領域の高度化に向け、事業提携すると発表した。

(プレスリリースより引用)
オプティマインドが提供しているAIを活用したラストワンマイル領域の輸配送最適化ソリューション「Loogia」(ルージア)を通じて培った輸配送領域に根差した知見と、Quanmaticが有するサプライチェーンデザイン・戦略立案の知見および数理最適化・AI・量子計算技術を掛け合わせ、物流・輸配送領域の高度化を共同で目指す。
改正物流効率化法の全面施行で荷積み・荷降ろしの作業迅速化やトラックへの積載効率改善が強く求められているため、両社は輸配送領域を超えたサプライチェーン全体の最適化を見据え、連携してソリューションの提供範囲拡大に取り組むことにした。
具体的には、コンサルティングの対象領域を、従来「Loogia」が対象にしていたラストワンマイルからサプライチェーン・ロジスティクス全体に拡張し、物流実績や業務制約を踏まえたネットワーク全体の最適設計によるサプライチェーン戦略の立案・意思決定を支援することを想定。
さらに、効率化の対象となる計画の大規模化や即時性への要求に対応するため、量子アニーリング方式・量子ゲート方式や量子・古典ハイブリッド方式などを活用した最適化アルゴリズムの高度化を共同で研究する。
このアルゴリズムを起点にして、幹線ネットワーク設計・積み込み・シフト計画などへ対象を広げ、サプライチェーン全体に適用可能な最適化アルゴリズムを生み出したい考え。
両社は提携を通じて、実運用に耐える最適化ソリューションを起点としながら、量子技術を含む先進的な計算技術を段階的に取り込み、個別の輸配送オペレーションの効率化にとどまらず、サプライチェーン全体の設計から実行までを一貫して最適化できる水準へ引き上げることを念頭に置いている。
まずは共同セミナーの実施などを通じて、本提携に基づく取り組みを順次具体化しながら、サプライチェーンデザイン・コンサルティング基盤の構築を優先的に進め、協業スキームのビジネスモデル化を目指す。
(藤原秀行)







