山九、アイグリッドと連携し太陽光オンサイトPPAと「循環型電力」で再エネ活用拡大

山九、アイグリッドと連携し太陽光オンサイトPPAと「循環型電力」で再エネ活用拡大

余剰電力活かし、太陽光パネル設置できない施設でも再エネ率100%を実現

アイ・グリッド・ソリューションズは9月11日、同社の太陽光発電を活用したオンサイトPPAサービス「R.E.A.L. Solar Power」と循環型電力「R.E.A.L. Circular Power」に関し、山九が利用を開始したと発表した。

太陽光オンサイトPPAは設備投資の負担なく導入でき、施設の屋根上を最大限活用して建屋内の再エネ自給率を高められるのが特徴。

山九は全国の拠点ごとに異なる施設条件や課題を考慮しながら、太陽光オンサイトPPAと循環型電力を活用して再生可能エネルギー由来の電力導入を拡大していきたい考え。

山九グループはScope1・2を対象に、2030年度までにCO2排出量を20年度実績比で42%削減、50年までに排出量実質ゼロを目標に設定。再エネ活用などの取り組みを進めている。

今回の取り組みもその一環。設備投資の負担なく導入でき、施設の屋根上を最大限活用して建屋内の再エネ自給率を高められる太陽光オンサイトPPAを横浜ロジスティクスセンター(横浜市)に採用。年間約95tのCO2削減を実現しているという。

一方、全国に多数の拠点を展開する中で、建物の構造や屋根強度などの条件により、太陽光発電パネルを設置できない施設に対し、同施設で生まれた余剰電力を循環型電力「R.E.A.L. Circular Power」により活用。山九の鹿島支店(茨城県神栖市)の対象3施設では太陽光パネルが設置できない建物構造にもかかわらず、再エネ率100%、年間約301トンのCO2削減を実現した。

各現場の理解を得ながら、太陽光オンサイトPPAによる再エネを創出し、さらに生まれた余剰電力を他拠点へ届ける循環型電力と組み合わせることで、生み出した再エネ由来の電力を余さずグループ内で活用し、脱炭素化を推進していく構え。

(藤原秀行)※いずれも山九提供

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