日本トランスシティ、ハクオウロボの自動フォークリフト導入し垂直搬送工程を自動化

日本トランスシティ、ハクオウロボの自動フォークリフト導入し垂直搬送工程を自動化

1カ月で立ち上げ完了

ハクオウロボティクスは7月28日、日本トランスシティが自社の物流拠点でハクオウロボの自動フォークリフト「AutoFork」(オートフォーク)Standard モデル1台を導入し、製品完成品の垂直搬送工程を自動化したと発表した。

協業先のロジスネクストジャパンを通じた初の導入案件で、発注から約1カ月という短期間で立ち上げを完了したという。


「AutoFork」量産版 外観


垂直搬送機への投入シーン(いずれもハクオウロボティクス提供)

日本トランスシティの当該拠点は「輸出」と「国内在庫」の機能を担っている。AutoForkは国内在庫機能における搬入後の1階在庫仮置き場〜2階保管工程に導入した。

従来は、フォークリフトオペレーターが設備の稼働状況を確認しながら垂直搬送機へ投入しており、専任作業者の配置や待機時間の発生が課題となっていた。加えて、搬送工程の効率化や作業品質の安定化に向けた自動化ニーズが高まっていた。

日本トランスシティはウォーキータイプによる低コスト、小型で現場適合性の高い設計、短期間での立ち上げ、将来的な拡張性を評価、導入を決めたという。

パレット位置を指定した固定位置からの搬送と、パレット一括認識による搬送の2方式を組み合わせ、現場の変動に対応できる運用を構築した。

垂直搬送機への積み込み時は、爪先センサーにより搬送機コンベヤー上の在荷状態を検出し、必要に応じて手前で待機する制御を実装している。

従来オペレーターが担っていた搬送作業は、「パレットの仮置き」と「AutoForkへの指示」のみで完結する運用に刷新。搬送作業の効率化と作業負荷の軽減を実現した。

日次100〜150パレット規模の搬送業務で、継続的な搬送効率向上が見込まれているという。

今後は、プレイバック機能を活用した横搬送の自動化を進めることで、搬送効率をさらに高めたい考え。段階的に適用範囲を拡張し、現場全体の搬送最適化を推進する予定。

(藤原秀行)

テクノロジー/製品カテゴリの最新記事