県災害対策本部で報告、イオンモール崩落は4人救助・10人安否不明
熊本県は7月29日未明、「令和8年熊本地震」を受けた第2回の災害対策本部会議を開催した。
7月28日午後10時現在の情報として報告された情報によると、八代市の日本製紙八代工場で煙突が折れて倒壊した事故に関し、11人が現場に閉じ込められた。このうち2人は救助されたが、心肺停止状態だったという。残る9人の安否は分かっていない。
日本製紙の開示資料によれば、同工場は印刷用紙や新聞用紙などを製造している。
また、嘉島町の「イオンモール熊本」で地震後に爆発、2階部分が崩落した事故は、現場から4人が救助された。10人の安否が不明という。
八代市や宇土市など6市町で停電などが発生している。宇城市や八代市、天草市などでは断水となっている。
熊本県は地震発生を受け、陸上自衛隊と海上自衛隊に災害派遣を要請した。
JR九州によると、7月28日午後8時45分時点で、九州新幹線に乗っていた乗客計7人が負傷。新八代駅で6人負傷者が発生した。
熊本空港は地震発生後から滑走路を一時閉鎖していたが、7月28日午後7時5分に解除した。運航中だった便は他の空港に着陸済みで、同空港で旅客の負傷者はなかった。店舗スタッフが1人やけどをして救急搬送された。
熊本フェリーは船体が損傷を受けており、現在その程度を確認中。
今後猛暑が見込まれる中、避難所に簡易型クーラーを届けるため、経済産業省などが準備を進めている。
道路・橋梁は7月29日午前零時時点で、県内の道路10路線・12カ所で全面通行止めとなっている。八代港でくまモンポート・コンテナターミナルの岸壁エプロンなどに被害が出ているとの情報があり、県で詳細を確認している。
(藤原秀行)







