3温度帯対応、29年3月竣工見込む
日本GLPは7月31日、神奈川県相模原市でマルチテナント型物流施設「Marq相模原」を開発すると発表した。
地上5階建て、延床面積は約13万5000㎡を計画。同市を地盤とするギオンとの共同企業体(JV)が開発を進める。着工は2027年1月、竣工は29年3月を見込む。

相模原市が施行している相模原都市計画事業麻溝台・新磯野第一整備地区土地区画整理事業の一環として建設する。区画整理事業は、地区面積約38ヘクタール(うち本プロジェクト対象地約5万4000㎡)を有している。
地区内は物流施設のほか、生活支援系施設の誘致や工業系、住居系の土地利用を計画している。物流施設としては「Marq相模原」が1棟目として竣工する予定。
日本GLPが同市内で開発した大型物流施設「ALFALINK相模原」などにギオンが入居したことを契機として、両社が協力関係を強化。23年8月には、相模原市、ギオン、日本GLPの3者間で、ギオンと日本GLPのJVをプロジェクトの立地事業者とする基本協定を締結した。
圏央道の相模原愛川ICから約3.5km、東名高速道路の横浜町田ICから約9.7km。国道129号線、国道16号線、国道246号線に囲まれた立地にあり、主な幹線道路へのアクセスが容易で交通の利便性が高いことが強み。
ダブルランプウェイ付きで、最大30社が入居できる設計としている。
中央車路を整備し、床荷重1.5t/㎡を確保するほか、重量物の取り扱いに対応した低床バースを設置、柔軟な区画割りが可能な設計を取り入れている。
1・2階には大規模な冷凍・冷蔵倉庫区画を整備して、食品物流をはじめとする3温度帯(冷凍・冷蔵・常温)の保管ニーズに対応。37台分のトラック待機場、乗用車駐車場と駐輪場をそれぞれ約300台分整備し、トラックドライバーと従業員の施設利便性を高める予定。
地域住民らも利用できる緑地を設けた公園スペースを計画しており、地域と共生しながら従業員の就労環境にも配慮した施設設計にする。
LED照明を採用するほか、EV用充電設備の設置、自家消費用の太陽光発電設備の設置などを想定しており、CASBEE認証、ZEB Ready認証を取得する予定。

■施設概要
施設名:「Marq 相模原」
所在地:神奈川県相模原市南区新磯野字磯部向出口及び字磯部出口
敷地面積:約54,000㎡
延床面積:約135,000㎡
構造:地上5階建て、耐震RCS造
着工:2027年1月(予定)
竣工:2029年3月(予定)
認証取得:CASBEE認証(予定)、ZEB認証(予定)
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用







