年間1700tのCO2排出量削減と期待
ニチレイと東北電力は8月18日、東北電量が提供する風力発電を活用した「オフサイトコーポレートPPA」(電力を使用する場所から離れた建物の屋根などを有効活用して各需要家向けの発電設備を設置、供給する手法)を、ニチレイグループが東北エリアで運営する製造工場や冷凍・冷蔵倉庫など計14拠点に8月1日付で導入したと発表した。
ニチレイグループのニチレイ・ロジスティクス東北は今回の件に加え、東北電力が提供する再生可能エネルギーメニューも活用しており、事業運営で使用する電力の再エネ率100%(実質再エネ含む)を達成している。
夜間には発電しない太陽光発電とは異なり、風力発電は夜間も発電できるため、拠点で夜間電力として活用することが可能。ニチレイグループは冷却や稼働のため24時間、電力を使用する拠点もあるため、再エネ率向上を目的として、今回の取り組みを選択した。
ニチレイグループが風力発電を活用したオフサイトコーポレートPPAを取り入れるのは初めて。
対象の14拠点は年間で約4100MWhを受電し、年間で約1700tのCO2排出量削減効果を得られると見込む。
具体的には、三菱HCキャピタルと日立パワーソリューションズの合弁のHSE(茨城県日立市)が100%出資しているくろしお風力発電(同)が保有する風力発電所(定格出力1990kW)で生み出した再エネ由来の電力を、小売電気事業者の東北電力が、東北エリアのニチレイグループ14拠点に供給している。

風力発電所

導入拠点の1つの仙台物流センター
● ニチレイグループ導入拠点(計14拠点)
ニチレイフーズグループ 計3拠点
株式会社ニチレイフーズ 1拠点(白石工場)
株式会社ニチレイフレッシュファーム 2拠点(洋野農場、有家農場 ※いずれも岩手県洋野町)
ニチレイロジグループ 計11拠点
株式会社ニチレイ・ロジスティクス東北 4拠点(盛岡物流センター、山形物流センター、仙台物流センター、仙台南物流センター)
株式会社ロジスティクス・ネットワーク 7拠点(青森物流センター、盛岡センター、盛岡西物流センター、山形寒河江物流センター、宮城野物流センター、郡山物流センター、いわき物流センター)
(藤原秀行)※いずれもニチレイと東北電力提供









