最新クラウド基盤へ刷新
シノプスは8月27日、生活協同組合コープこうべ(神戸市)の全129店舗で運用してきた自動発注システムを、クラウド型の需要予測型自動発注サービス「sinops-CLOUD」(シノプス クラウド)に完全移行したと発表した。

シノプスとコープこうべは2010年から協力関係にあり、当初はコープこうべがシノプスの自動発注システムを基盤とした需要予測型自動発注システム「sinops-R5」(シノプスアールファイブ)を導入。
他社に先駆けて、賞味期限が短く需要予測が困難な日配品(豆腐・牛乳・パン・総菜など)に自動発注システムを取り入れた。12年には全店規模へ拡大。その後、「食品・酒・菓子」「雑貨」「生活用品」「日用学習品」など広範囲なカテゴリーに対しても全店へ広げていった。
自動発注システムを導入と同時に、部門の作業の見直しを行った結果、日配品については、従来大型店で1日当たり延べ4時間半かかっていた発注作業時間を約45分(約8割以上削減)まで大きく短縮できたほか、担当者の経験や勘に依存していた発注精度の平準化も進められた。
コープこうべは長年にわたり「sinops-R5」を発注の基盤として活用してきたが、店舗業務の効率化や需要予測精度の向上、ITインフラの環境変化により確実に対応するため、最新のクラウド型自動発注サービス「sinops-CLOUD」への移行を決定。今年6月に全店舗でシステム切り替えが完了し、クラウド環境で新たな運用を開始した。
両者は「sinops-CLOUD」導入により、予測精度が向上するのに伴い、発注時間短縮に向けて取り組むと説明している。

(シノプス提供)
シノプスは今後もコープこうべの需要予測・自動発注の最適化を支援するとともに、持続可能なサプライチェーンの構築と、「食品ロス削減」や「労働力不足の解消」を後押しする。
(藤原秀行)









