JALと東京建物、廃食油を環境負荷低い航空燃料SAFに再生で連携

JALと東京建物、廃食油を環境負荷低い航空燃料SAFに再生で連携

環境教育の共同開催なども想定

日本航空(JAL)と東京建物は9月9日、持続可能な社会の実現に向け、資源循環・環境教育・地域活性化の3領域で連携・協業すると発表した。同日、両社間で覚書を締結した。

特に、JALの「すてる油で空を飛ぼう」プロジェクトと東京建物の「すてないくらしプロジェクト」は、ともに家庭から出る廃食油の回収と再利用を行ってきた。

双方のプロジェクトを連携させ、マンションから回収した廃食油が環境負荷の低い国産の航空燃料SAFの原料に生まれ変わるサイクルを始める。

このほか、ワークショップを通じた環境教育の共同開催や、東京建物が開発・運営する東京都心の複合施設「大手町タワー」におけるマルシェの共同開催などを想定。都市部における環境意識の醸成と地域経済活性化に協力して取り組む。

一部の東京建物が分譲したマンション内で回収した廃食油を、国産SAFの原料として活用するサイクルを開始。廃食油の回収場所が近隣施設の「すてる油リサイクルBOX」だけではなく、マンション内に広がる上、これまでマンションで回収した廃食油は肥料や飼料、石鹸など再利用方法を特定していなかったが、明確にSAFへ再生させ、資源循環への理解を促進する。

今後、家庭から回収した廃食油を国産SAFの原料へつなげる拠点マンションを拡大し、都市の生活者が日常生活という身近な場所で、無理なく国産SAFを通じた脱炭素社会に参画・貢献できる、都市生活型の資源循環モデルの構築を目指す。

一方、東京建物は「JAL Corporate SAF Program(JCSP)」に参画する。JALグループがSAFを利用することにより創出する環境価値を、東京建物が自社の事業活動で利用する仕組みを取り入れる。


JAL工場見学(SKY MUSEUM)コース内の格納庫


JALふるさとマルシェ開催のイメージ

(藤原秀行)※いずれも両社提供

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