YEデジタルがデジタルツインのサービス提供へ、第1弾は工場・物流センターをデジタル空間上に再現機能

YEデジタルがデジタルツインのサービス提供へ、第1弾は工場・物流センターをデジタル空間上に再現機能

27年1月開始予定

YE DIGITAL(YEデジタル)は9月8日、米半導体大手NVIDIA(エヌビディア)の開発支援プラットフォームを活用し、デジタルツインプラットフォーム「MMDigitalFactory(エムエムデジタルファクトリー)」を開発したと発表した。

2027年1月に第1弾として工場・物流センターをデジタル空間上に再現する「Assessment(アセスメント)」機能の提供を開始する予定。

「MMDigitalFactory」は「Assessment」「Simulation」(シミュレーション)「Optimization」(オプティマイゼーション)の3種類の機能で構成。工場・物流現場をデジタル空間上に再現し、設備増設やレイアウト変更の事前検証、AIを活用した現場最適化を通じて、生産性向上や設備投資の最適化、運用改善を支援する。

自動化・省力化のニーズが製造・物流現場で高まっているのに対応する。

YEデジタルは、エヌビディアの開発支援環境「NVIDIA Omniverse物理シミュレーションライブラリ」を活用し、物流・製造分野で培った現場ノウハウと倉庫自動化システム(WES)「MMLogiStation」の実績を活かしたデジタルツイン基盤「MMDigitalFactory」の開発を進めている。

Assessmentの機能は工場や物流センターの設備、レイアウト、人や車両の動線などを仮想空間上で忠実に再現し、現場全体を可視化。現状の作業分析や改善テーマの検討を通じて、レイアウト変更や設備投資に関する意思決定を支援する。


イメージ画像:工場・物流現場を再現したデジタルツインモデル

27年4月以降、シミュレーションによる事前検証を実現できる「Simulation」、AIによる現場最適化を支援する「Optimization」の両機能も順次、提供を始める。

前者は設備増設やレイアウト変更、自動搬送設備(AGV・AMR)導入などの施策を事前に検証し、投資リスクを低減するとともに、シミュレーション結果を基に生産計画や搬送計画の最適化を支援する。

後者は工程・搬送の詰まりやボトルネックから遅延要因を特定。リアルタイムデータを活用し、現場状況を継続的に分析することで、運用改善と現場最適化を後押しする。

「国際物流総合展2026」で「MMDigitalFactory」のデモ動画などを展示し、サービスの構想や活用イメージを紹介する。

(藤原秀行)※いずれもYEデジタル提供

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