スパイラルキャピタルグループ、JA三井系と50億円規模のCVCファンドを共同組成

スパイラルキャピタルグループ、JA三井系と50億円規模のCVCファンドを共同組成

課題解決型ソリューションの創出目指す

独立系ベンチャーキャピタルのSpiral Capital(スパイラルキャピタル)は9月10日、傘下のSpiral Innovation Partners(スパイラルイノベーションパートナーズ、SIP)が、JA三井リース系の投資会社JA三井ストラテジックパートナーズと共同で、50億円規模のCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)ファンド「JM Strategic Innovation投資事業有限責任組合」を組成、運用を開始したと発表した。


(スパイラルキャピタル提供)

SIPはCVCファンドを通じて大企業とスタートアップの共創を支援し、業界構造の変革と新事業創出を推進してきた。

新たなファンドを立ち上げ、JA三井リースグループが多様な産業とのリース取引を通じて培ってきた顧客基盤と事業ノウハウを活かし、スタートアップへの投資と共創を通じて、顧客課題の解決と新たな事業創出を目指す。

新ファンドは、顧客課題の解決を実現する商品や新サービスの開発を目的に、「課題解決型ソリューションの創出につながるスタートアップ」を投資対象に設定。単なる成長性だけでなく、JA三井リースグループの顧客基盤・事業ノウハウとの連携による新規ビジネス共創の可能性を重視し、アーリー・ミドルステージを中心に、幅広い業種・ステージのスタートアップへ投資する予定。

重点投資領域は、既存事業に隣接する成長領域と、領域を問わず共創の可能性を起点とする新規事業共創領域の、2つの区分で捉えているという。

JA三井リースグループが経営基盤強化5カ年計画「Sustainable Evolution」で成長領域と位置付けるエネルギー・トランジション、トランスポーテーション、不動産、デジタルインフラの4領域と親和性を持つスタートアップを対象とする。

加えて、この枠にとらわれず、JA三井リースグループの顧客基盤や事業ノウハウ、商品・サービス・ソリューションを活用した共創が見込まれるスタートアップにも投資を検討する。

ファンド名

JM Strategic Innovation投資事業有限責任組合

無限責任組合員(GP)

Spiral Innovation Partners LLP

有限責任組合員(LP)

JA三井ストラテジックパートナーズ株式会社

運用総額

50億円

投資対象

JA三井リースグループの顧客・産業の課題解決に資する商品・サービスの創出につながる、国内アーリー・ミドルステージを中心としたスタートアップ企業 

投資金額

1件当たり1億円程度(最大5億円)

(藤原秀行)

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