NXグループ、インドで半導体物流のインフラ構築へ現地機関と戦略的協力覚書を締結

NXグループ、インドで半導体物流のインフラ構築へ現地機関と戦略的協力覚書を締結

連携強化し課題解決へ

NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は9月19日、インド政府電子情報技術省(MeitY)傘下のインド半導体ミッション(India Semiconductor Mission、ISM)と、インドにおける半導体物流インフラの構築およびサプライチェーンの強靭化に向けた戦略的協力覚書(MOU)を9月9日付で締結したと発表した。

両者はMOUに基づき、半導体関連の物流効率化のため、課題解決やインフラ整備などで連携を強化する。




MOUを締結した両者代表。前列左がIndian Ministry of Electronics and Information Technology Additional Secretary and ISM CEOのAmitesh Kumar Sinha氏、前列中央がNX南アジア・オセアニアの小林克人社長、前列右がNXグループインドの名古屋輝明代表(プレスリリースより引用)

インドは政府が推進する半導体政策「Semicon 2.0」の下、半導体の設計・製造から製造装置・材料、先端パッケージングに至る産業全体のエコシステム構築が進んでいる。

精密な半導体関連貨物の輸送には、振動管理に加え、地域ごとのインフラ上の課題への対応が必要で、高度な物流基盤の整備が重要となっている。

NXグループは長期ビジョン「グローバル市場で存在感を持つロジスティクスカンパニー」でインドを重要市場の1つに位置付けており、2028年度のインド事業売上高600億円を目標に掲げ、27年にはグジャラート州ドレラ地区で半導体専用物流センターの開業を予定するなど、物流拠点やサービスの拡充を図っている。

ISMはインドの半導体・ディスプレイ産業の基盤整備を主導する中核機関で、NXHDとISMはこれまで、インドの半導体分野における物流・倉庫インフラの構築について意見交換を重ねてきた。

MOUの締結で、両者の対話と連携を正式な協力の枠組みに昇華させる。



(藤原秀行)

テクノロジー/製品カテゴリの最新記事