組合員向け農業資材の配送効率化とサービス品質維持・向上図る
パナソニックホールディングス傘下のパナソニックカーエレクトロニクスは10月20日、福井県農業協同組合(JA福井県)に、「配車計画自動作成システム DRIVEBOSS」を納入したと発表した。
「配車計画自動作成システム DRIVEBOSS」は、AI技術を活用し、配送車両や配送先ごとのさまざまな条件を考慮した効率的な配車計画を自動作成する。
JA福井県は同システムを生かして組合員への商品配送効率化を図るとともに、サービス品質と業務生産性の向上につなげることを目指す。
JA福井県では、これまで地域ごとに資材配送拠点を設置し、組合員から注文を受けた農業資材を配送してきた。しかし、昨今の厳しい事業環境の中で、配送業務の効率化とサービス品質の維持・向上は重要な経営課題となっていた。
電話による確認や紙帳票への転記、申し送り業務などを大幅に削減するとともに、これまで属人的で継承が難しかった配送先やドライバーに関する情報をデジタル化し、組織全体で共有・活用できる仕組みを構築する。
また、スマートフォン向け「DRIVEBOSS」アプリを活用することで、各配送車両の運行状況や配送進捗をリアルタイムで把握できるようにする。配送遅延や配送漏れへの迅速な対応が可能となるほか、組合員からの問い合わせにも円滑に対応できるようにし、配送品質とサービス品質の向上を進める。
拠点ごと・車両ごとの配送実績を継続的に蓄積・分析することで、配送ルートの最適化や配送時間の短縮、車両稼働率の向上につなげられると想定。拠点ごとの適正な車両配置台数の見直しやリソースの最適配分、固定費削減によるコスト削減など、データに基づく継続的な改善活動を推進できる環境を整備する。
(藤原秀行)






