27年1~3月めどに全株式取得予定
三菱倉庫は10月30日、阪急阪神エクスプレスを買収すると発表した。
親会社の阪急阪神ホールディングスから2026年度第4四半期(27年1~3月)中をめどに、阪急阪神エクスプレスの全株式を取得する。取得額は約1200億の予定。
三菱倉庫は阪急阪神エクスプレスを傘下に収め、中核の倉庫業に加え、フォワーディングや国際輸送などの事業強化を図る。阪急阪神ホールディングスは阪急阪神エクスプレスを売却し、中核の鉄道事業などに経営資源を集中させる。
まず阪急阪神ホールディングスがセイノーホールディングスから阪急阪神エクスプレス株式約3割を全て取得、100%子会社とした上で、三菱倉庫があらためて全株式を取得する予定。
三菱倉庫は、買収によりフォワーディングの売上高は単純合算で1688億円に伸び、国内4番手に浮上して大手フォワーダーの一角に躍進すると期待を表明。併せて、阪急阪神エクスプレスを国際輸送事業の中核に据え、「物流事業の飛躍」「海外事業の拡大」を規模・機能の両面から加速させると説明。海外売上高比率が従来の約2割から約3割に上昇するとの予測を示した。
加えて、「取得完了後3年をめどに本件単体でのEPS(1株当たり純利益)へのプラス寄与を目指す」と解説している。
(藤原秀行)








