最大4テナント入居可能、40人受け入れの保育所も併設へ
大和ハウス工業は9月30日、大阪府茨木市でマルチテナント型物流施設「DPL茨木」の工事を10月1日にスタートすると発表した。同社が大阪でマルチ型案件を手掛けるのは初めて。
地上4階建て、延べ床面積は5万8154平方メートル、賃貸面積は5万245平方メートル。最大4テナントの入居が可能な設計とする。2020年11月末の完成、同12月1日の稼働開始を見込む。
名神道の吹田JCTから約1・8キロメートルで、関東や中部、九州へのアクセスに強みを持つのが特徴。阪急京都線や大阪モノレールの南茨木駅から徒歩約13分と通勤圏内にあり、労働力確保にも優位性がある。
全体で10トントラック44台分のバースを導入。最大40人の子どもを受け入れられる従業員専用の保育所を併設し、働きやすさの向上にも努める。
「DPL茨木」の完成イメージ(大和ハウス工業提供)
(藤原秀行)