配達中のけがへの補償拡充など要求へ
米ウーバーテクノロジーズの日本法人ウーバージャパンが展開している食事の宅配代行サービス「ウーバーイーツ」の配達員が10月3日、東京都内で新たに労働組合「ウーバーイーツユニオン」の設立総会を開催した。
配達員10人超が組合員として参加。今後、ウーバージャパンに対し、配達時にけがをした場合の補償拡大など待遇改善を求めるとともに、報酬の基準に関する透明性確保なども訴えていく構え。
ウーバーイーツの配達員は法律上、個人事業主となり、労災保険などが適用されないため、配達員らから補償を求める声が挙がっていた。こうした動きに配慮し、ウーバージャパンは9月に三井住友海上火災保険と連携し、配達員が業務中にけがをした場合の補償制度を拡充することを発表していた。
(藤原秀行)※写真はウーバージャパンプレスリリースより引用