20年に実証実験開始目指す
豊田自動織機は10月8日、開発中のカウンタータイプ自動運転フォークリフトを一部メディアに公開した。
同社は2017年にリーチタイプの自動運転フォークリフト「Rinova AGF」を発売。屋内走行と一定条件下での荷役作業を無人化している。現在開発に取り組んでいるのは、複数の位置検出装置を組み合わせ、屋外でも稼働できるようにすることを目指している。
同社は農業分野での自動化・省人化を目標としている「露地野菜生産ロボット化コンソーシアム」に参画しており、自動運転フォークリフト開発もその一環。2020年には実証実験を始めたい考えだ。
自動運転でキャベツの入ったパレットをトラックに積み付けるフォークリフト(今年9月撮影・豊田自動織機プレスリリースより引用)
(藤原秀行)