中小規模案件へ照準
トーセイがスポンサーを務めるJリートのトーセイ・リート投資法人は、投資対象のアセットに物流施設を追加した。
トーセイが物流施設開発に参入したのを考慮。ポートフォリオの多様化による収益変動リスク軽減も目指す。資産運用会社のトーセイ・アセット・アドバイザーズが7月20日付で運用のガイドラインを変更した。
物流施設への投資方針として、既に設定している1物件当たり取得価格ベースで原則50億円以下の物件との基準を適用。中小規模のものを対象とし、最低投資金額は1物件当たり10億円以上、延べ床面積が1千平方メートル以上を原則に掲げている。ポートフォリオ全体に占める割合(取得価格ベース)はホテルと物流施設で計20%を上限とする。
(藤原秀行)