大和ハウス工業が施工し05年完成、愛知の司企業が1棟借り予定
Jリートの福岡リート投資法人の資産運用を手掛ける福岡リアルティは10月29日、福岡県宮若市の物流施設を2020年6月30日付で取得すると発表した。取得額は17億円の予定。取得先は開示していない。
施設は工業団地内で05年に完成し、12年に増築した。地上2階建て、延べ床面積は1万7799平方メートル。大和ハウス工業が施工を担った。愛知に地盤を置く運送会社の司企業が20年11月から1棟借りする計画。今後あらためて改修工事を進め、取得後は「ロジシティ若宮」に名称を変更する。
物流施設の運用は4棟目となる。福岡リアルティは九州道の若宮ICから約800メートルに位置しており「交通アクセスは非常に良好で広域配送拠点としても機能する。周辺にはトヨタ自動車の関連企業が多いことから共同配送などに当たっても利便性が高くなっている」などと取得の狙いを説明している。
取得予定の物流施設の外観(福岡リアルティプレスリリースより引用)
(藤原秀行)