神戸、大阪の両港起点に首都圏近郊や日本海側へ配送ルート
トレーディアは12月17日、新たに鉄道コンテナ輸送サービスを開始すると発表した。同5日付で国土交通大臣から貨物利用運送事業の第2種(鉄道)の許可を取得した。
トラックドライバー不足や東京港の慢性的な混雑を踏まえ、国内5大港を活用する代替輸送のニーズが見込めると判断した。神戸、大阪の両港を起点とし、各港の自社施設でJR貨物のコンテナに積み替え、首都圏近郊や日本海側に荷物を届ける。
昨今頻発している大規模災害に備えたBCP(事業継続計画)対策としても利用を呼び掛けていく構え。
(藤原秀行)