JOINと計30億円を共同出資、7900平方メートルで22年完成予定
川西倉庫は12月24日、インドネシアのジャカルタ郊外で新たな冷凍・冷蔵倉庫を建設すると発表した。
日本企業が海外で展開する都市開発やインフラ整備を支援する国土交通省管轄の海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)と組み、プロジェクトに30億円を追加出資する(JOINはこのうち約13・9億円)。コールドチェーンを整備して今後も伸びが見込める同国の冷凍・冷蔵物流需要を取り込みたい考え。
同社が2017年10月、やはりJOINと共同で総額約19・7億円(JOINはこのうち約9・1億円)を投じてジャカルタ郊外に構えた延べ床面積約5600平方メートルの冷凍・冷蔵倉庫を拡張。プロジェクトの第2期として、マイナス25度とマイナス20度の冷凍庫2庫、0~15度の冷蔵庫1庫を備えた延べ床面積約7900平方メートルの拡張棟を開発する。完成は22年を見込む。
拡張倉庫の完成イメージ(青線で囲った部分が第2期、川西倉庫プレスリリースより引用)※クリックで拡大
(藤原秀行)