フォロフライが国内初、1トンのEVトラックを開発

フォロフライが国内初、1トンのEVトラックを開発

物流の多様な用途に合わせた展開が可能な平ボディタイプ、8月にも販売開始へ

ファブレス(外部への製造委託)でEV(電気自動車)開発を手掛けるスタートアップのフォロフライは6月16日、自社開発としては2台目となる平ボディタイプの1トンEVトラック「EV F1 TRUCK」を開発したと発表した。積載量1トン級のEVトラックは国内で初めてとみられる。


「EV F1 TRUCK」(プレスリリースより引用)

中国メーカーの車両を活用、日本向けを短期間で開発した。荷室部分のカスタマイズが可能なタイプで、安価なリン酸鉄リチウム(LFP)をバッテリーに採用している。計画上は1回の充電で最大300キロメートル走行できるとみている。8月にも販売を始める見通し。

大阪市で6月24日まで開催中の「関西物流展」に出展しており、同日に詳細な性能などを公表する予定。

フォロフライが初めて開発したバンタイプの商用EVはSBSホールディングスが宅配業務に導入することを決めている。

(藤原秀行)

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