21年7月完成予定、最大6テナントに分割可能
日本GLPは4月22日、茨城県常総市で新たなマルチテナント型物流施設「GLP常総」の起工式を行ったと発表した。
地上3階建て、延べ床面積は約6万1000平方メートルを計画。2021年7月の完成を見込む。都心から約40キロメートル、常磐道の谷和原ICから約4・5キロメートルに位置している。
保管・作業効率向上へ1階の天井高を6・5メートルと標準的な施設より1メートル高くし、荷積み・荷降ろしのスペースを十分に確保して搬入出業務を円滑にできるよう配慮。荷物用エレベーターのパレット搬送能力も標準よりも約30%向上させる。トラックバースに出幅5・5メートルのひさしを設け、雨天時でもスムーズに作業できるようにする。
最大6分割できる設計を採用し、最小区画面積は約7000平方メートルから対応。比較的小規模なニーズにも対応可能な施設とするほか、2層使いや3層使いも選べるようにする。
屋外に築山を活用して四季を楽しめる憩いの空間を設けたり、3階に外を展望できるカフェテリアを導入したりして、働きやすい環境整備を図る。
「GLP常総」の完成イメージ(日本GLPプレスリリースより引用)
(藤原秀行)