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【新型ウイルス】中国発米国向け海上コンテナ輸送、5月は再び2桁減に

【新型ウイルス】中国発米国向け海上コンテナ輸送、5月は再び2桁減に

米デカルト・データマイン調査、世界全体でも18・8%減とコロナの影響色濃く

米調査機関デカルト・データマインは6月11日、最新の海上コンテナ輸送量実績調査結果をまとめた。5月のアジア主要10カ国・地域発米国向け(往航)輸送量は前年同期比19・3%減の115万6985TEU(20フィートコンテナ換算)だった。

このうち、最も多い中国発は15・4%減の71万259TEUで、16カ月続けて前年実績を下回った。前年実績比の減少幅は2桁だった2月(20・8%)や3月(36・0%)から4月は8・1%と1桁になったものの、5月は再び2桁の落ち込みを見せた。


アジア10カ国・地域発米国向けコンテナの輸送量(上)と世界地域別動向(デカルト・データマイン提供資料より引用)※クリックで拡大

これまで好調だったベトナムやインド発も2桁の減少を見せており、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が貿易に色濃く影を落としていることをあらためてうかがわせた。

併せて、欧州発米国向けも5月は17・0%減の27万9610TEU、中南米発米国向けも9・9%減の19万448TEU。アジア、欧州、中南米の3地域合計では18・8%減の165万3580TEU、それ以外の地域も含めた世界合計では18・8減の169万3976TEUで、全体的に不振が目立っている。

中国発米国向けの主要品目別では、最もシェアが大きい「家具類」が31・5%減の12万6699TEU、「機械類」は3・4%減の9万8382TEUとなった。「電子電機」は2・4%増の7万4959TEU、プラスチックは1・8%増の7万1135TEUだった。

米国発アジア主要10カ国・地域向け(復航)の4月分は17・6%減の45万1906TEUとなり、減少幅が2カ月続けて2桁に達した。

(藤原秀行)

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