ONEジャパンなど、五輪期間中の渋滞緩和貢献へ海上コンテナの鉄道内陸輸送トライアル実施

ONEジャパンなど、五輪期間中の渋滞緩和貢献へ海上コンテナの鉄道内陸輸送トライアル実施

国交省の実証事業に採択

オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)ジャパンと日本フレートライナー、JR貨物は6月18日、首都圏の交通混雑緩和に向け、鉄道貨物コンテナによる海上コンテナの内陸輸送のトライアルを4月下旬に実施したと発表した。国土交通省が募集した東京オリンピック・パラリンピック期間中の交通量抑制・平準化促進の実証事業に採択された。

区間は東京貨物ターミナル駅(東京・品川)~宇都宮貨物ターミナル駅(栃木県上三川町)。ドライの40フィート海上コンテナ2本に機械部品を納めて運んだ。幹線区間をトラックの代わりに鉄道で運ぶことで、渋滞緩和に貢献できると見込む。ONEジャパンの搬出入コンテナヤードと東京貨物ターミナル駅が近接しているため、ドレージ輸送も短距離で済ませられるという。

JR貨物がONEジャパンからの要請で実入りコンテナの輸送を手掛けたのは初めて。

(藤原秀行)

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