ハンドリフトやかご車などけん引、最大64コース登録可能
シャープは7月14日、物流倉庫や工場など向けのAGV(無人搬送車)の新モデル「TYPE LC」の受注を開始すると発表した。
フロアに貼った磁気テープに沿って走行、軌道上に取り付けた制御カードの情報を読み取り、前進や転回、停止などの動作を行う。ハンドリフトや6輪台車、かご車などを牽引したり、専用台車の下に潜り込んで自動連結し引っ張ったりすることも可能。
高出力モーターを採用して搬送能力を高めているほか、自動充電ユニットやバックが可能になる後進ユニットなどのオプションも提供。付属のソフトウエア「Easy Course Editor(イージー・コース・エディター)」を用いると、同梱のタブレット端末から簡単にコース設定できる。登録するコースは最大64通り。
さまざまなサポートを盛り込んだ保証延長パックは標準で1年の保証期間を有償で最長5年まで延ばせる。
「Easy Course Editor」の画面(いずれもシャープ提供・クリックで拡大)
(藤原秀行)