大型冷蔵庫など重量物の搬送に投入、作業負荷軽減
ZMPは9月3日、東芝ロジスティクスが物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)AD」を今年4月に物流拠点へ導入したと発表した。
活用しているのは同社の家電量販店向け物流拠点で、大型冷蔵庫などの商品をけん引して搬送するため3台を投入。作業工数として約半年間で約3100時間の省力化に成功した。
重量物を運ばなくてもよくなったため、現場スタッフの負荷が減り、離職率の改善につながることで不習熟職場の教育工数省力化にも寄与したという。
今後はコンテナボックスに入った小物家電の運搬にも利用することを計画。けん引器具を改良し、一度により多くのボックスを運べるようにすることを検討している。
けん引している様子(ZMPプレスリリースより引用)
(藤原秀行)