種類問わずデータの正確な読み取り可能に
東京大発のAI(人工知能)に関するスタートアップ企業TRUST SMITH(東京都文京区本郷)は9月17日、物流現場で用いている仕分けシステム用の荷札ラベルを自動認識するAI(人工知能)アルゴリズムの提供を開始したと発表した。
iPadなどのタブレット端末でラベルを読み込めば文字を認識することが可能。同社はAIがラベルの内容を自ら学習することで、ラベルの種類を問わず、データを正確に読み込めるようになると見込む。
画像認識で読み取ったデータを物流のシステムと自動で連携させる方針。既に現場で稼働している識別装置にAIアルゴリズムを追加することを考えている。
(藤原秀行)※写真はイメージ・TRUST SMITH提供