津波や高潮の発生時など、地域住民320人収容可能
鴻池運輸は9月29日、愛知県愛西市と「災害時における一時避難所としての使用に関する協定」を本日締結したと発表した。
同市内で大地震による津波や高潮、洪水などが起きた場合か起きる恐れがある場合、今年6月に本格稼働を開始した同社の「愛西配送センター」の一部を地域住民に一時避難所として提供する。開放するのは3階の倉庫の一部や2階の休憩室の計約151坪で、約310人を収容できる見込み。
同センターは今後、停電に備えた自家発電設備や耐高校発電設備を導入、BCP(事業継続計画)対策をより強化していく計画。
協定締結後の記念撮影に応じる愛西市の日永貴章市長(左)と鴻池運輸の田中俊一東海支店長(同社提供)
「愛西配送センター」の外観(鴻池運輸提供、東洋建設撮影)
(藤原秀行)