東京納品代行の旧センター改修、医療機器の点検・検品なども担当へ
安田倉庫は1月14日、東京都江東区辰巳で、メディカル領域の物流に特化した倉庫「東雲営業所辰巳倉庫(東京メディカルロジスティクスセンターⅡ)」を同13日に開設したと発表した。
鉄骨造で地上7階建て、延べ床面積は1万7813平方メートル。東京納品代行の旧物流センターを改修した。
近隣では昨年6月、同区内の近隣エリアで同じく、メディカル領域に照準を合わせた「東雲営業所(東京メディカルロジスティクスセンターⅠ)」を開設している。2つの拠点が連携し、メディカル関連の物流を積極的に取り込んでいくことを目指す。
同社は物流事業者として初めて医療機器修理業全区分(特管第1〜第8区分)の許可を取得し、医療機器の修理業務に参入。倉庫・物流機能に加えて医療機器の検査・点検・検品・薬事ラベル添付業務、洗浄・廃棄、修理、コールセンター業務、オンライン遠隔監視サービス、AI(人工知能)予兆診断による故障予測適時保守などの高度なサポートサービスを多数提供し、メディカル物流サービスの拡充を図っている。
「東雲営業所辰巳倉庫(東京メディカルロジスティクスセンターⅡ)」の外観(安田倉庫プレスリリースより引用・クリックで拡大)
(藤原秀行)