2、3月に実施、コロナ禍影響受けた農家支援も
JR東日本横浜支社は1月29日、東京と~静岡県伊豆エリアを結ぶ特急踊り子で、静岡県伊東市産の朝摘みいちごを当日中に東京駅へ運ぶと発表した。
2月11日と3月6日に、伊東駅を午前10時5分に出発する踊り子2号に伊東市の生産者から車で運ばれたいちごを積み込み、東京駅に午前11時50分到着する予定。いちごは東京駅構内の「のもの東京駅グランスタ丸の内店」で当日の午後1時ごろから販売する。
定時運行の特急を使うことで、迅速な物流を可能にする。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けているいちご狩り農園を支援する狙いもある。
JR東は新幹線や旅客列車の客室を使った農産品などの輸送に注力している。コロナ禍で旅客需要が低迷、収益が悪化しているため、物流で補っていきたい考えだ。
踊り子2号
(藤原秀行)