地域産品の開発、調達や海外展開でも
国分グループ本社は2月1日、中小の食品メーカーや販売会社の経営支援を手掛けるヨシムラ・フード・ホールディングス(HD、東京都千代田区内幸町)と資本・業務提携すると発表した。
国分が2月24日付でヨシムラの第三者割当増資を引き受け、株式の5%を取得する。取得金額は開示していない。
優れた商品・サービスを提供している中小食品企業の支援・活性化のほか、地域産品の開発、原料・資材の調達、国内の物流・倉庫業務、ASEAN(東南アジア諸国連合)域内での事業展開などの面で協業していく予定。
国分はヨシムラのノウハウを活用し、全国各地で地域に密着した卸企業への転換を図る。
(藤原秀行)