スマートショッピングや西部ガスと連携、実際の物流センターで実証事業開始
凸版印刷は3月23日、スタートアップ企業のスマートショッピング(東京都品川区西五反田)や西部ガスと連携し、西部ガスが福岡県新宮町に構えている物流センターで在庫をリアルタイムに管理する実証事業を同日始めると発表した。
7月末までの間、スマートショッピングが手掛けているIoT(モノのインターネット)を活用した通信機能付き重量計「スマートマット」で、在庫の数量を逐次計測。データを収集し、重さから在庫量を把握することを目指す。
凸版印刷が展開している公募型のオープンイノベーションプログラムの一環として実施する。同社はスマートマットを利用することで、製品在庫の自動棚卸しが可能になると見込んでおり、在庫管理サービスの構築を図る。
実証事業のイメージ(凸版印刷ウェブサイトより引用)
(藤原秀行)