【動画】トヨタL&F、欧米の最先端物流自動化システム2種類と自社の新型自動フォークリフトを公開

【動画】トヨタL&F、欧米の最先端物流自動化システム2種類と自社の新型自動フォークリフトを公開

リニューアルオープンのショールームで実演予定

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豊田自動織機のトヨタL&Fカンパニーは4月5日、欧米の最先端物流自動化システム2種類を日本国内で5月に販売開始すると発表した。併せて、自社開発した自動運転フォークリフトの新型機も5月に発売する。

取り扱うのは、豊田自動織機傘下のオランダ・Vanderlande(ファンダランデ)製の吊り下げ式高速仕分けシステム「Pocket Sorter(ポケットソーター)」と、米OPEX(オペックス)製の立体式仕分けシステム「Sure Sort(シュアソート)」。

ポケットソーターはレールに吊り下げたポケットに商品を投入すると、出荷順に商品を仕分けできるシステム。天井空間を利用するため、床面を他の作業に有効活用できることなどが特徴だ。既に海外の百貨店などで採用事例があるという。

シュアソートは、コンベアーに商品を置くと搬送ロボットが自動で仕分けし、コンテナに投入する。トヨタL&Fは人手を使う作業より生産性が約5倍に高められると説明している。両製品とも通販やアパレルなどの業界に利用を働き掛ける。


「トヨタL&Fカスタマーズセンター東京」に展示される「Pocket Sorter」


「トヨタL&Fカスタマーズセンター東京」に展示される「Sure Sort」

新たに提供する自動運転フォークリフト「Rinova AGF(リノバ エージーエフ)」は、作業エリアに取り付けた反射板をレーザースキャナーで検出、自己位置を検知して自律移動するレーザーリフレクタ誘導機能を新たに搭載した。自動運転の「磁気ガイド式」「レーザーSLAM式」「レーザーリフレクタ式」と「有人運転」の計4パターンから運転モードを選択したり、組み合わせたりできるのは日本で初めてという。

3製品とも、4月6日に千葉県市川市でリニューアルオープンするショールーム「トヨタL&Fカスタマーズセンター東京」で実演する予定。


「トヨタL&Fカスタマーズセンター東京」に展示される自動運転フォークリフト「Rinova AGF」

(藤原秀行)

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