常温と冷凍の「ダブル連結輸送」、国内で初めて運行

常温と冷凍の「ダブル連結輸送」、国内で初めて運行

ニチレイロジと日野自傘下のNEXT Logistics Japan、神奈川・相模原~兵庫・西宮で実施

ニチレイロジグループ本社と日野自動車の子会社で幹線輸送の効率化・省人化に取り組むNEXT Logistics Japan(NLJ)は4月28日、ダブル連結トラックを使い、常温のトレーラーと冷凍のトレーラーを同時に輸送する運行を3月23日に国内で初めて開始したと発表した。

ダブル連結トラックの運行自体は公表済み。ニチレイロジの荷物を積んだ専用の冷凍トレーラーを、NLJの中継拠点として運用しているクロスドックでフルトラクターと連結。神奈川の相模原センターと兵庫の西宮センターの間をダブル連結トラックで運ぶ。

両社は「トラクターとトレーラーの脱着作業のみで同時輸送が可能となるため、各センターでの荷役作業や待機時間の削減によるドライバー負荷の大幅な低減効果が期待できる」と説明。今後は省人化や環境負荷低減などの効果の確認を進めるとともに、取り扱う荷種を拡充していく計画。


ダブル連結トラックのイメージ(以下、いずれも両社提供)


運行のイメージ

(藤原秀行)

その他カテゴリの最新記事