フロアサイズが3・2倍に、処理量増大見込む
届いた郵便物のデジタルデータ化を代行するクラウドサービス「atena(アテナ)」を展開しているスタートアップ企業のN-Technologies(東京都中央区八重洲)は5月6日、デジタルデータ化業務などを担う東京都内の専用センターを移転、同日運用を始めたと発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い在宅勤務が広がり、郵便物の取り扱いを簡便化したいとのニーズが個人事業主や企業の間で今後も期待できると判断。フロアサイズが旧センターの3・2倍に拡大、多くのオペレーションを同時並行で進められるようになり、処理できる郵便物の量も増やせると見込む。
新センターは東京都中央区内に開設。生体認証による入退館管理など、24時間365日体制のセキュリティーを施している。既にZOZOが採用するなど、企業の間で利用が拡大している。
(藤原秀行)