三菱商事都市開発、21年度以降に神戸などで物流施設計5棟建設へ

三菱商事都市開発、21年度以降に神戸などで物流施設計5棟建設へ

計画の概要発表、総延べ床面積約4・9万坪

三菱商事都市開発は5月10日、2021年3月31日付で千葉県野田市七光台、4月28日付で神戸市の産業団地「神戸テクノ・ロジスティックパーク」でそれぞれ物流施設開発用地を取得したと発表した。併せて、昨年12月1日に神戸市で自社案件ブランドを冠した物流施設「MCUD神戸西」に着工したことも明らかにした。

既に公表しているものも合わせると、21年度以降に竣工予定の物流施設は計5棟、総延べ床面積は約4万9000坪(約16万1700平方メートル)となる見込み。

また、同社が手掛ける物流施設「MCUD Logistics」シリーズの開発棟数は関西圏で2棟、全国では累計15棟(総延べ床面積約18万坪=59万4000平方メートル)となる見込み。

※以下、プレスリリースより引用(物件名/案件名に※が付いているものは新規公表)

関東圏

物件名/案件名 所在地 着工(予定) 竣工(予定) 延べ床面積(予定)
野田市尾崎開発案件 千葉県野田市尾崎2325番2他 2021年6月 2022年7月 32,816㎡/9,927坪
久喜市開発案件 埼玉県久喜市桜田5丁目2番1 2021年10月 2022年11月 28,710㎡/8,685坪
※野田市七光台開発案件 千葉県野田市七光台368番1他 2022年冬 2023年冬 23, 506㎡/7,111坪

関西圏

物件名/案件名 所在地 着工(予定) 竣工(予定) 延べ床面積(予定)
※MCUD神戸西 兵庫県神戸市須磨区弥栄台1丁目4番1 2020年12月 2021年12月 13,665㎡/4,133坪
※神戸テクノ・ロジスティックパーク開発案件 兵庫県神戸市西区見津が丘1丁目26番1 2022年春 2023年夏 63,656㎡/19,257坪

野田市七光台開発案件 概要
「野田市七光台開発案件」は、常磐自動車道「柏IC」まで約12.5キロメートル、東北自動車道「岩槻IC」まで約18.8キロメートル、国道16号も利用可能と、3つの主要幹線道路の利便性を生かした首都圏・関東北部の広域配送拠点ニーズに合致した物流施設適地に所在。また、最寄り駅である東武野田線「川間駅」から約1.2キロメートルと距離が近く、近傍の居住人口も豊富で、雇用確保も期待できる立地。

所在地 千葉県野田市七光台368番1他
交通 常磐自動車道「柏 IC」約 12.5km
東北自動車道「岩槻 IC」約 18.8km
敷地面積 11,787 ㎡/3,565坪
延べ床面積 23,506 ㎡/7,111坪(予定)
竣工時期 2022 年冬(予定)

MCUD神戸西 概要
「MCUD 神戸西」は、神戸流通センター内に位置し、神戸淡路鳴門自動車道の「布施畑IC」より約1キロメートル、阪神高速道路「白川南IC」より約3キロメートルと関西の都市部からのアクセスに優れた立地。
また、最寄り駅の「総合運動公園駅」は徒歩圏内であり、神戸三宮から地下鉄一本で20分というアクセスの良さで、通勤にも便利。
住宅地として人気の高い学園都市に隣接した好立地のエリアで雇用確保も期待できる立地。

所在地 兵庫県神戸市須磨区弥栄台1丁目4番1
交通 神戸淡路鳴門自動車道「布施畑 IC」約1km
阪神高速道路「白川南 IC」約3km
敷地面積 6,833㎡/2,067坪
延床面積 13,666 ㎡/4,134坪(予定)
竣工時期 2021年12月(予定)

神戸テクノ・ロジスティックパーク開発案件 概要
「神戸テクノ・ロジスティックパーク開発案件」は、関西有数の物流集積地で山陽自動車道・神戸淡路鳴門自動車道「神戸西IC」まで約1.5キロメートル、関西の一大消費地である大阪都心部まで40キロメートル圏、神戸都心部・海上輸送拠点となる神戸港まで10キロメートル圏、概ね30分圏と交通利便性に優れた立地であり、加えて、阪神高速道路北神戸線、第二神明道路など主要幹線道路に接続し、関西・中四国への広域配送の拠点性を有する立地で、多様な貨物取り扱いが期待できる希少立地。

所在地 兵庫県神戸市西区見津が丘1丁目26番1
交通 山陽自動車道「神戸西 IC」約 1.5km
神戸電鉄粟生線「木津駅」徒歩6分
敷地面積 27,461 ㎡/8,307 坪
延べ床面積 63,656 ㎡/19,257 坪(予定)
竣工時期 2023 年夏(予定)

開発実績(関東)

開発実績(関西)

(ロジビズ・オンライン編集部)

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