1万台から1年余りで到達
東京理科大発のベンチャー企業イノフィス(東京都千代田区神田紺屋町)は5月26日、重量物持ち上げといった工場や物流などの現場作業時に装着して腰などへの負荷を軽減するアシストスーツ「マッスルスーツ」シリーズの累計出荷数が今年4月末時点で国内外合わせて2万台を突破したと発表した。
2014年に「腰補助用マッスルスーツ」を発売。19年には既存モデルより価格が3分の1下のメーカー希望小売価格14万9600円(税込み)を実現した「マッスルスーツEvery(エブリィ)」の販売を始めた。昨年3月の1万台突破から1年余りで2万台の大台に到達した。
同社は「人工筋肉をアクチュエーターとした外骨格型アシストスーツでは世界一の出荷台数」と説明している。
「マッスルスーツEvery」(イノフィス提供)
(藤原秀行)