メルカリと日本郵便、発送のハードル下げる狙い
フリーマーケット(フリマ)アプリ大手のメルカリと日本郵便は6月1日、フリマで売れた商品を送る際に利用できる配送サービス「ゆうゆうメルカリ便」に関し、より容易に発送できる「ゆうパケットポスト発送用シール」を同日発売すると発表した。全国の約2万の郵便局やイトーヨーカドー、ローソンで取り扱う。
シールを商品の外装に貼り付ければ、身近にある梱包資材を使ってそのまま郵便ポストに投函することで発送可能。郵便局やコンビニなどに行かなくても商品を発送できるようにする。両社は発送のハードルを下げ、フリマ利用をさらに促進したい考え。
発送可能な商品は3辺の合計が60センチメートル以内、長辺が34センチメートル以内、重さ2キログラム以下の投函できるサイズが条件。シールは郵便局で1セット20枚・税込み100円で、イトーヨーカド―やローソンでは1セット10枚・税込み75円でそれぞれ提供する。配送料は1回当たり税込み200円。
郵便局では現在、フリマで売れた商品の専用梱包資材「箱(薄型)」を取り扱っており、5月20日から1箱税込み45円に値下げした。シールを貼り付けて送ることが可能で、「箱(薄型)」は在庫がなくなり次第、販売を終了する。
シールを使った投函のイメージ(以下、いずれも日本郵便プレスリリースより引用)
利用の流れ
(藤原秀行)