ロボットコントローラや3Dビジョン、ハンドを次世代機へ移行し繊細な作業を迅速に処理可能
Mujinは6月14日、物流向けの新たな自動化ソリューション「MujinRobot」シリーズの提供を開始したと発表した。
ソリューションの柱を占めている知能ロボットコントローラと作業対象の荷物の大きさなどを正確に把握する3Dビジョン、細かい動作を実現できるハンドの3種類の技術について、性能をより高めた次世代機に移行。パッケージで提供することで一段と精細な作業を迅速に行えるようにした。
例えば、3Dビジョンは20年モデルの同社既存製品に比べ、解像度が6割向上するなどの性能向上を果たしている。より省スペースでロボットを稼働させることも可能になっている。
ソリューションのパッケージとなっている技術
性能を高めた3Dビジョン
重量物かつ上面にミシン目が入っている壊れやすいケースも取り扱い可能に(いずれもMujin提供)
(藤原秀行)