前回上回る333社が参加、自動化・デジタル化技術が多数登場
物流に関する西日本最大の展示会「第2回関西物流展」が6月16日、大阪市住之江区南港北の「インテックス大阪」で開幕した。会期は同18日までの3日間。
今年は初開催の2019年を上回る333社が出展。このうち初出展は197社に上る。新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が大阪府に発令されていることを考慮し、マスク着用や手指の消毒など対策を徹底した上で実施している。
会場には自動化・機械化・デジタル化などの生産性向上を実現する新たな技術やソリューションが多数お目見えした。自動倉庫やピッキングシステム、各種トラック、包装資材、セキュリティーシステムなどが出そろい、来場者の関心を集めている。
併せて、会期中は出展者らが物流業界の最新動向や成功事例などを紹介するセミナーを80回以上実施する予定。テーマは「Logistics4・0」や「アジア・日本の物流不動産開発の今後と展望」、「倉庫・工場内における搬送の無人化ソリューション」、「日本発の物流テック」、「ホワイト物流推進」、「食品EC」など多岐にわたっている。
関係者らによるテープカット
あいさつする谷哲也実行委員長(中央)
来場者が多く詰め掛け盛況な会場
(川本真希、藤原秀行)