来年1月開始、慶応大やローソンと連携
自動運転技術の開発などを手掛けるベンチャーのZMPは12月5日、日本で初めてロボットを活用したコンビニエンスストアの宅配サービスに関する実証実験を、2019年1月から慶応義塾大SFC研究所(神奈川県藤沢市)のキャンパス内で行うと発表した。
実験は同大やローソンと連携して実施。ZMPの宅配ボックス付きロボット「CarriRo Delivery(キャリロデリバリー)」を投入。ユーザーがスマートフォンから注文すると、ロボットが自律走行して商品を届けることを想定している。
キャリロデリバリーはカメラやレーザーセンサーで周辺の状況を認識しながら、最大時速6キロメートルで自動走行する。ZMPは「ラストワンマイルの無人化に挑戦する」と説明している。
(藤原秀行)
「キャリロデリバリー」の走行する様子(ZMP提供)