川崎重工とティアフォー、損保ジャパンが自動搬送ロボット開発で連携

川崎重工とティアフォー、損保ジャパンが自動搬送ロボット開発で連携

荒れた路面や段差のある道路でも安定走行可能に

川崎重工業とティアフォー、損害保険ジャパンは8月31日、自動搬送ロボットの活用に向け、共同で技術開発やサービス構築に取り組むと発表した。

川崎重工は2030年に目指す将来像として制定した「グループビジョン2030」で今後注力するフィールドを「安全安心リモート社会」「近未来モビリティ」「エネルギー・環境ソリューション」と設定。このうち、近未来モビリティの一環として、ロボティクスおよびモーターサイクルや多用途四輪車のオフロード走行技術の知見を生かし、荒れた路面や段差のある道路でも安定して走行できる自動搬送ロボットの開発を進めている。

自動運転技術に強みを持つティアフォー、自動運転技術の普及促進へ専用の損害保険を提供している損保ジャパンとタッグを組み、自動搬送ロボットの開発を加速する。

ティアフォーが自社開発したもの以外のロボットを活用した実証実験を検討するのは初めて。



自動搬送ロボットのイメージ(3社プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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