普通郵便物の配達を1日程度繰り下げ、22年1月21日から順次開始

普通郵便物の配達を1日程度繰り下げ、22年1月21日から順次開始

「翌日」取りやめ、業務負荷軽減と経費抑制図る

日本郵便は10月29日、普通郵便物とゆうメールの配達日数を1日程度繰り下げる措置を2021年1月21日以降、順次始めると発表した。繰り下げの方針自体は9月に公表済みで、具体的な日程を開示した。

青森、秋田、静岡、東京の一部地域などからスタートし、2月中にほぼ全国で実施する。翌日配達の地域は翌々日、2日後配達の地域は3日後となる。新しい郵便局開設を予定している千葉の一部地域のみ、実施は23年2月以降を見込んでいる。

同社は昨年11月成立した改正郵便法にのっとり、10月2日から土曜の配達を休止した。併せて、翌日配達の取りやめと配達日数の繰り下げにも踏み切り、業務負荷軽減と経費抑制を図る。

普通郵便物以外のゆうパックやゆうパケット、レターパックプラス、速達、書留などは今後も翌日・翌々日配達を続ける。

(藤原秀行)

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