2万平方メートル、22年11月竣工予定
三菱地所は11月15日、大阪府交野市で、3温度帯対応の新たなBTS型物流施設「ロジクロス大阪交野」を開発すると発表した。同日着工、2022年11月の竣工を見込む。
地上4階建てのボックス型、S造で延べ床面積は約2万800平方メートルを計画。完成後は低温物流を手掛ける荒木運輸(大阪市西淀川区)が1棟借りする。
国土交通省が定めた「建築物の省エネ性能表示のガイドライン(建築物のエネルギー消費性能の表示に関する指針)」に基づく第三者認証制度の一つ「BELS」を取得予定。三菱地所は今後も冷凍・冷蔵倉庫対応に注力する方針。
土地区画整理事業に参加し、大阪都心(梅田駅)から20キロメートル圏内、京都中心部からも30キロメートルと二大消費地をカバーするエリアに立地。第二京阪道路の交野南IC、寝屋川北ICに近接し、大阪・京都へスムーズに到達できるため、広域配送にも対応できると見込む。
JR学研都市線の星田駅から徒歩約10分で、周辺には住宅地があり、雇用確保の面でも強みを備えているとみている。
「ロジクロス大阪交野」の完成イメージ
近隣図(いずれも三菱地所プレスリリースより引用)
(藤原秀行)