仙台~八戸間が3時間20分程度短縮
国土交通省東北地方整備局三陸国道事務所と岩手県などは11月19日、国交省が東日本大震災からの復興道路として整備を手掛けてきた自動車専用道路・三陸沿岸道路のうち、岩手県の普代村~久慈市間25キロメートルが12月18日の午後3時に開通すると発表した。
仙台市~青森県八戸市の約359キロメートルを結ぶ三陸沿岸道路が全線開通する。
同事務所によれば、震災前は車で約8時間半を要していた仙台市~八戸市間が全線開通で5時間余りとなり、3時間20分程度短縮される見通し。観光や水産、物流などにプラスの効果が出ると見込まれる。
(藤原秀行)