CBRE、ユーチューブで不動産戦略に活用可能な解説動画公開を開始
シービーアールイー(CBRE)は1月12日、ユーチューブを使い、顧客の不動産開発・投資戦略に生かせる貴重な情報を分かりやすく解説する動画の公開を開始したと発表した。
初回は「日本のコールドチェーンを支える冷凍冷蔵倉庫開発の展望」と題し、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う“巣ごもり需要”の高まりなどで注目度が上昇しているものの、まだ投資実績が少ない冷凍・冷蔵倉庫市場に焦点を当てている。
動画には賃貸物流施設市場を黎明期からウオッチ、分析し続けてきたCBREのバリュエーション・アドバイザリー&コンサルティング・サービス アソシエイト・ディレクターを務める鈴木公二氏が登場。需要が高まる一方、新規供給が少なくバランスが取れていない市場の動向などを説明している。
鈴木氏は動画の中で、既存施設の多くは老朽化が進み、省エネやフロンガス規制などの環境問題をクリアするのは難しいと考えられているため、建て替えなどの開発が促進される要因が多くそろっていることに言及。
「ESG(環境・社会・企業統治の領域)投資の観点から見てもマーケットの成長に期待したい」と前向きな見方を示す一方、取り組むべき課題などについても整理している。
CBREは今後も、定期的に動画を更新していく予定。
(動画をキャプチャー)
(藤原秀行)