遅れ感知時の迅速な連絡など可能に
住友電工システムソリューションは1月18日、車両運行管理システム「Eagle Sight(イーグル サイト)」に、配送計画システム「配送デス」の出力データを取り込む機能の提供を開始したと発表した。
Eagle Sightは車両の所在位置や移動履歴の管理を可能とする動態管理機能を備えている。一方、配送デスは積載と巡回の効率を同時に考慮し、公益財団法人日本道路交通情報センターから提供される道路交通情報データを同社で統計化したVICS交通情報を活用し、最適で精度の高い配送計画を立案する。
Eagle Sightが以前から持つ動態管理機能に、配送計画に対する到着予測時間をリアルタイムで把握する機能が加わり、遅れを感知した際の納品先への迅速な連絡や他の車両でリカバーするといった対応が可能になる。
配送デスのユーザーもEagle Sightを導入することで、動態管理機能を備えた統合的な輸配送管理ソリューションを実現できると見込む。
(ロジビズ・オンライン編集部)