作業時間削減と精度向上見込む
スタートアップ企業のinfonerv(インフォナーブ、東京都杉並区永福)は1月31日、卸売り事業者およびEC小売り事業者向けの発注業務支援AI SaaS「α(アルファ)-発注」に、自由に作成した発注内容を最低発注金額などの仕入れ条件を満たす適切なリストに自動で補正する「仕入れ条件適用」機能を追加すると発表した。
同社は新機能の活用で発注商品の検討に要していた時間の削減と、発注精度の向上につながるとみている。
「α-発注」は、需要変動や複雑な仕入れ条件などを加味した適切な発注リストを、誰でも素早く作成できるツール。発注リストを作成することで、過剰発注や在庫切れによる売り逃しなどを効率良く削減できるのが特徴。
※以下、プレリリースより引用(一部、編集部で修正)
「仕入れ条件適用」機能の特徴
仕入れ条件を満たすように発注リストを自動補正
ユーザーが「α-発注」上で自由に作成した発注リストに対し、仕入れ先の条件(最低発注金額・最低発注ケース数)を満たすように、適切な商品を、適切な数だけ自動で追加。
過剰在庫のリスクを抑える
発注リストに自動追加される商品は、AIが判別した過剰在庫になりにくい。過剰在庫のリスクを抑えながら、仕入れ条件を満たすことができる。
任意の商品の発注量を指定できる
任意のSKUの発注量を指定した状態で他の商品を自動追加することができる。指定された商品の発注量は「仕入れ条件適用」の影響を受けなくなるので、自由度の高いリスト作成が可能。
複雑な仕入れ条件に対応
商品カテゴリや温度帯ごとに異なる条件、一定の環境でのみ適用される条件などの複雑な仕入れ条件にも対応する。
(画像はinfonerv提供)
(ロジビズ・オンライン編集部)