日本GLP、滋賀・湖南で4.2万㎡のマルチテナント型物流施設着工

日本GLP、滋賀・湖南で4.2万㎡のマルチテナント型物流施設着工

最大6テナント入居可能、23年3月竣工予定

日本GLPは2月9日、滋賀県湖南市で新たなマルチテナント型物流施設「GLP栗東湖南」の建設をスタートしたと発表した。

地上4階建て、延べ床面積は約4万2000平方メートルを計画。総開発費は約77億円で、2023年3月の竣工を予定している。既に賃貸面積の約34%で、滋賀県に本社を構える企業と賃貸借契約を締結済み。

最大6テナントが入居可能な設計を採用。高度なマテハン設備の導入をはじめとする倉庫の自動化への装備など、効率的なオペレーションを実現する。内装には滋賀エリアの文化、伝統、自然をモチーフとして青色を基調としたデザインを館内の随所に取り入れ、館内で働く人の心身の健康に配慮した施設設計を目指す。大型シーリングファンやパウダーコーナーなども取り入れる。

環境面では太陽光発電設備を設置し、館内で自家消費する計画。補完としてグリーンエネルギーの購入を合わせ、再生可能エネルギー100%の達成を目標としている環境に配慮した施設を目指す。BCP面は地震対策として耐震性能の高いブレース材を採用し、安全性を確保。24時間稼働の非常用発電機の装備や浸水・液状化対策を講じ、事業の継続性を確保する。

名神高速道路の栗東湖南ICから約4キロメートル、新名神高速道路の甲賀土山ICから約28.1キロメートル。JR琵琶湖線の草津駅から約12.6キロメートル、JR草津線の石部駅から約1.5キロメートルにそれぞれ位置している。


竣工イメージ


関西エリアでの開発計画(いずれも日本GLPプレスリリースより引用)

■施設概要
施設名:「GLP 栗東湖南」
所在地:滋賀県湖南市石部北5-1-1
敷地面積:約20,800㎡
延べ床面積:約42,000㎡
構造:地上4階建て、鉄骨造/耐震造
着工:2022年2月
竣工:2023年3月(予定)
認証取得:CASBEE(新築)認証、ZEB Ready認証、BELS認証(予定)

(藤原秀行)

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