日本GLPが巨大物流施設開発プロジェクト「ALFALINK」を東京・昭島市で展開へ、都内初

日本GLPが巨大物流施設開発プロジェクト「ALFALINK」を東京・昭島市で展開へ、都内初

65万㎡の開発用地取得、全体竣工は28~29年の予定

日本GLPは2月14日、先進的な機能を持つ大規模物流施設を複数、同一エリアで集中的に開発するプロジェクト「GLP ALFALINK」の第4弾を東京都昭島市で本格的に展開すると発表した。

同市内で約65万平方メートルの開発用地を取得した。同プロジェクトを進めるのは神奈川県相模原市、千葉県流山市、大阪府茨木市に続いて4カ所目で、東京都内では初となる。

 
 

2024年4月に開発着工、26年ごろから順次竣工し、全体の竣工は2028~29年を予定している。開発する施設の棟数や延べ床面積などの詳細は今後詰める。

「GLP ALFALINK 昭島」は、次世代の流通ネットワークを支える高度な物流施設を中心とした複合施設を構え、昭島市の産業基盤を拡充させるイノベーション拠点の創出を目指す。

他のGLP ALFALINKと同様、昭島市でも地域社会との共生を重視。市を象徴する「水と緑」をテーマに掲げ環境保全を行いながら周辺住民が使える憩いの場や緑地、歩行者ネットワークを整備したり、防災備蓄倉庫や避難場所を整備したりする予定。

JR青梅線の昭島駅や西武拝島線の西武立川駅からも徒歩圏内に位置しており、雇用確保の点でも優位性があるとみている。


GLP ALFALINK 相模原 共用棟「リング」


GLP ALFALINK 相模原で開催された従業員とその家族、近隣住民が参加したイベント・企画
(左:「三菱重工相模原ダイナボアーズ協力 親子タグラグビー教室」、右:「地元の女子美術大学の学生とのコラボレーションで制作したイルミネーション」)

 
 


GLP ALFALINK 流山で開催された従業員とその家族、近隣住民が参加したイベント
(左:「防災ワークショップ」、右:「ウォーキング・ジョギングイベント」)(いずれも日本GLPプレスリリースより引用)

■施設概要「GLP ALFALINK 昭島」
施設数:複数棟
所在地:東京都昭島市つつじが丘一丁目1番外
取得土地面積:約650,000㎡(プロジェクト全体)
延べ床面積:未定
認証取得:未定

(藤原秀行)

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